鎌倉時代~江戸時代初期にわたって八戸地方の中心であり、日本100名城にも選ばれている史跡根城(ねじょう)で行われたえんぶり披露の様子を数回に分けて紹介します。
摺りを披露したのはながえんぶりの「石堂えんぶり組」です。
※ ながえんぶり : うたや仕草がゆっくりしており、優雅な舞です。
主役を務める太夫(藤九郎と呼ばれる)は鳴子(なりご)、他の太夫は鍬台(かんだい・田畑を耕す鍬の柄)を手にして摺ります。
藤九郎の烏帽子には真っ赤な牡丹のやウツギの花が付いています。今日の石堂えんぶり組の藤九郎は白いウツギの花の烏帽子です
又、藤九郎と他の太夫の舞の動きが異なることも特徴です。

撮影日 : 2月18日
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